仮想通貨マイニングは日本だけでなく、世界中なブームになっています。そこまで大きな話になっているのか、と驚いたのがこちらのニュース、「Bitcoin Mining Operations Increase Sharply Resulting in Blackouts」。直訳すれば、「ビットコインマイニングの急増で停電に」といった感じ。

停電になったのはベネズエラだそうで、こんなことが書かれています。

Such increased activity and development has led to blackouts in some countries like Venezuela, which is currently facing a financial crisis and its citizens have turned to Bitcoin mining to earn enough money to stay alive and feed their families.

簡易的に訳すと、ベネズエラは経済危機にあり、国民が生活のためにビットコインマイニングを行っており、結果停電が起こった、そうです。

記事内では中国のマイニングと電力の問題についても紹介されています。例えば中国では1つの工場で、1日4万ドルの電気代がかかる大規模施設があったり、と、膨大な電力消費が行われています。このままブームが過熱すれば、世界的な電力事情に影響を与えかねない、と警告もしています。

記事内では、解決案として、

However, there are several possible solutions to resolve the high energy consumption issues for Bitcoin mining. Among the solutions are the adoption of the proof-of-stake mechanism, the production of more energy-efficient technologies for mining operations, and the impending introduction of the Lightning Network.

と、proof-of-stakeと、Lightning Networkの採用をあげています。proof-of-stakeとは、Proof of Work(mining)型のように、PCの演算量によって報酬が増えるのではなく、proof-of-stakeとは持っているコインの量によって”鋳造(forgingやmintingと言われる)”される仕組みで、Proof of Workと比べると電力量が減らせる、と言われています。また、Lightning Networkはざっくり言えば、より効率的な取引形態だそうで、結果的に作業量が減らせる、ということのようです。

proof-of-stakeはコインを多く持つ人ほど有利な形式であるため、ある種フェアな気もしますが、マイニングはコインを持っていなくても出来る手軽な参入方法であることを考えると、どちらもメリットはあり結論は出なさそうですね。ただし、世界的な電気料問題にいずれぶつかることは確実なため、どちらにせよオルタな方法論の確立は必要になりそうです。