様々なメディアでニュースになっていますが、「ブエノスアイレスのスタバで、顧客のPCを使いマイニングを行う」という事件がありました。BBCも「Starbucks wi-fi makes computers mine crypto-currency」と報じています。ニュースの冒頭にはこうあります。
Starbucks has acknowledged that visitors to one of its branches were unwittingly recruited into a crypto-currency mining operation.
スターバックスは、とある支店が訪問者のPCを使い、仮想通貨のマイニングをしたことを認めた。
詳しく読むと、wifiに繋げた際に、10秒間繋ぐのを遅らせ、その際にマイニングを行った、ということらしいです。この事実を発見したNoah Dinkinさんは、ツイッターでスタバに質問をしたところ、スタバから約1週間後に回答を得ていました。
As soon as we were alerted of the situation in this specific store last week, we took swift action to ensure our internet provider resolved the issue and made the changes needed in order to ensure our customers could use Wi-Fi in our store safely.
— Starbucks Coffee (@Starbucks) 2017年12月11日
スタバの回答を意訳すると、
(意訳)先週この問題のお店に警告を出し、お店で安全にWi-Fiが使えるようインターネットプロバイダーが問題解決をしてもらいました。
という回答で、この件が事実であったと認めたとのことです。この種の手法はCrypto-jacking / クリプトジャッキングという呼び名が定着しつつありますすが、先日の日経報道の「端末乗っ取り仮想通貨入手 不正指示のサイト急増」のように、利益が出るがゆえに、様々な問題を引き起こしていると言えそうです。
[…] (モネロ)だそうで、先日のスタバの件も、大手企業のPC乗っ取りの件も、全部Monero […]